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4)陸王

「ハーレーダビットソン」のメーカーから、生産ライセンスを取得して、戦前、国内で生産された軍用バイクに、「陸王」というネーミングの車種があります。
第二次世界大戦のため、いったん製造は中止されたものの、戦後、ふたたび製造は再開されることになりましたが、昭和35年製造終了。メーカーの会社は、次の年に倒産し、なくなってしまいました。

「陸王」は、サイドカーをつけた形で製造されることが多かったのが、戦後は、小さめサイズの車種が製造され、日本人ライダーにあわせた工夫もほどこされました。
製造終了にいたる経緯には、エンジンの新規開発が遅れ、現在主流となっている「OHVエンジン」を導入しなかったことが、いちばんの原因ではないかといわれています。製造終了直前に作られた最終モデルは、「陸王RT㈼最終型 750cc、最高時速120キロメートル」で、白バイでの採用が多かった車輌だそうです。

幼い頃に走っていたバイク「陸王」を見て、覚えている人も多いのか、現在、シニア世代のライダーたちに人気があるバイクが400cc以上の大型車種である理由も、このあたりの影響が大きいのかもしれません。